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白系ロシア人のマダムと会ったこと。

前回のパリ散歩の記事を書き終えてから有ることを思い出したので、追加で書くことにしました。

それはランチしたシェ・ジュリアン(Chez Julien)という店での出来事でした。
普通フランス人と一緒の時は他のフランス人と話すことはなかなかできないのだが、この時は奥さんのジャンヌ・クロードがトイレかどこかに行き席を外した時だった。

すぐ横のテーブルに、年配のマダム二人が向かい合って座って食事をしていた。どちらともなく「今日は」ということになった。
聞くとプラチナブロンドの髪のきちんとした年配の上品なマダムは、お父さんの代にロシアからフランスに亡命してきたとのことである。

日本で言う「白系ロシア人」なのであった。1917年のロシア革命で、王党派の貴族たちは国外へ亡命した人が多かったのだろう。日本にも来ていたくらいだから、フランスにもきていたのは当然だ。

もう一人の女性も日本好きで、黒澤明はもとより、三島由紀夫、村上春樹等の名前も出た。一緒にいたミッシェルさんとも話が合い、楽しいおしゃべりになった。

ミッシェルさんもここぞとばかりに、日本訪問の時にどれだけ素晴らしかったかなど、まるで自分の国のように得意げに話すので、聞いていて自分が日本人だと言うことが誇らしくさえ思えた。このように時々友人のフランス人が、「自分に日本人の友人がいること」を他のフランス人に対して自慢するように感じることがある。

しかし日本人の私といえば、黒澤の映画こそレンタルDVDを含めればほとんど見たが、三島由紀夫、村上春樹等の小説は全然読んだことがない。日本好きのフランス人の方が良く読んでいる。
成人してからは実用本ばかり見て、幼いころ読んだのは辛うじて芥川龍之介くらいなのだが、川端康成となるともうあやしい。
こういう時会話に奥行きを出せないで、適当に知っている風をするだけがやっとであることは、恥ずかしい。

それにつけても一定レベルのフランス人はこの程度の教養は持っているらしい。
その教養の中に日本人の文学や映画等の芸術が入っていることは、嬉しいことだ。

私は例えばフランス映画の中で、いかにもフランス的、フランス人的なところを見つけると楽しいのだが、一方通行でなく、お互いが相手の国の芸術文化にあこがれや興味を持っている間柄というのは、日仏間に際立ったの特徴のように思えるのは間違いだろうか。
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美しい景色やおいしい料理もいいけれど、旅の回数を重ねるにつれ、感じるのはフランス人の魅力です。

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